<マリナーズ2-4ホワイトソックス>◇9日(日本時間10日)◇セーフコフィールド
【シアトル(米ワシントン州)9日(日本時間10日)=木崎英夫通信員】マリナーズ・イチローがまた嘆いた。「こんなもんなわけがないじゃない。(だから)これは異常なことだと思うよ」。ホワイトソックスに2-4で敗れ今季3度目の4連敗。借金はリーグ最悪の9となった。
連続イニング無得点は球団史上4番目に長い24で何とか止まった。3回、イチローが9試合連続のヒットをセンター前に運ぶと14個目の盗塁を決め、続くロペスの遊ゴロで三塁進塁。2回には三塁走者が本塁で憤死している遠いホームだったが、3番イバネスの2球目にコントレラスが暴投でホームを駆け抜けた。それでも流れを引き寄せることができない。その後も打線はつながらず9回裏に8番バレンティンの1発で2点目を挙げるのが精いっぱいだった。
イチローもオフのフロントの補強でそろった持ち駒の実力を知るだけに感じるところは大きい。「オリックスはずーっとこんな感じでしたけど、97年以降は。(優勝した)95、96年は違ったけどね」と苦笑するしかなかった。5月に入って1勝8敗。平均1・78得点しか挙げていない。マクラーレン監督は「メジャーで22年やってるがこれほど打撃で苦しむチームは記憶にない。(打開策に)答えはない」とボヤいた。
苦境を乗り越える1つの方法は周囲に左右されないこと。イチローは「僕は周りがすごくいい時もそうしてます。そんなに難しいことではないですけどね」と言う。04年から3年連続の地区最下位に沈んだチームで1人平常心を保って戦って来ただけに、今はチームメートの復調をじっと待つ。



