<レンジャーズ13-12マリナーズ>◇12日(日本時間13日)◇レンジャーズボールパーク

 【アーリントン(米テキサス州)12日(日本時間13日)=四竈衛】マリナーズ城島健司捕手(31)に12日(日本時間13日)、待望の1発が飛び出した。レンジャーズ戦の9回表2死一、三塁から左翼へ起死回生の同点1号3ラン。今季40試合目(自身は出場34試合)、118打席目の一撃をはじめ4打数3安打4打点と3試合連続マルチ安打をマークし、ようやく調子を上げてきた。

 試合を振り出しに戻したこと以上に、大きな1発だった。カウント2-0から速球狙いのひと振りで、時速151キロにタイミングを合わせた。「変化球だったらしゃあない、と思ってました」。開幕以来、打撃不振が続き、打率は1割台を低迷。スタメンから外れることすらあった。だが、この日はそこまで2安打。「あと1人」の土俵際で開き直り、本来の思い切りの良さを取り戻した。

 延長サヨナラ負けを喫し、借金は再び「10」となった。だが、悲観ばかりしても仕方ない。「びっくり箱みたいなもの。打てない僕が打ったんですから勝つと思ったんですけどね。甘くはなかったです」。城島の上昇気配が、マ軍のプラスに働かないはずはない。