<インディアンス4-0アスレチックス>◇13日(日本時間14日)◇プログレッシブフィールド
インディアンス小林雅英投手(33)がアスレチックス戦でメジャー初セーブを挙げた。1点差の8回2死から登板してリードを守ると、4点差に広がった9回も続投して3人で片付けた。地元ファンの前で「とりあえず第1歩ですね」と控えめに喜びを表した。
展開にも恵まれた。「1点差のままなら交代だったし、言われてみればセーブがつく状況で、ああそうかと。1点差で9回に行くのとはまた違う」。日本で通算227セーブ。これまで数々の修羅場をくぐった小林には、それほどの緊張感もなかった様子。最後の打者トーマスを「大きかったですよ」と観察する余裕さえあった。
重圧のかからない状況で起用された開幕当初から1カ月半が経過。ここまでチーム最多タイの18試合に登板し、防御率は1・93。好結果を残したことで、競り合いでの出番が増えてきた。「段階を踏ませてくれて、いいチームに入ったと思う」とウェッジ監督ら首脳陣に感謝した。その監督も「マサの頑張りはうれしい。みんな彼を気に入っているよ」と目を細める。
開幕時クローザーだったボロースキは故障者リスト入りし、引き継いだベタンコートも防御率6・89と安定感がない。救援陣で防御率1点台は小林のみ。守護神の座にまた近づいたが「セーブがつくところで投げたいけど、まだやることはたくさんある」。足元を見据えながら、新たな1歩を踏み出した。



