<ヤンキース2-11メッツ>◇18日(日本時間19日)◇ヤンキースタジアム
【ニューヨーク18日(日本時間19日)=千葉修宏】ヤンキース松井秀喜外野手(33)の6号アーチはまたもや空砲となった。4点を追う4回裏無死一塁。左腕ペレスの初球、89マイル(約143キロ)高め直球を、豪快に右翼席へ運んだ。
「コントロールミスだと思いますが、真ん中高めのボールをしっかり打てた」。会心の当たりだったが、先発王建民をはじめ、投手陣が崩壊。勝利には結び付かなかった。今季、松井が本塁打を打った試合は2勝4敗。アーチの印象が薄い。
ヤ軍はこれで今季ワーストを更新する借金4。深刻なのは、ただケガ人で戦力を欠いているだけではないこと。ローテの一角として期待したヒューズが故障者リスト入りし、ケネディは不調。チーム構想がことごとく崩れている。それが、ここ数年のシーズン序盤の不調と違う部分だ。
試合後、くしくも松井とジラルディ監督が同じことを言った。「明日1日休んで、再出発、0からのスタート、それくらいの気持ちでやりたいと思います」。どう立て直すか。トレード等も含め、ヤ軍に激震が走る可能性も少なくない。
松井はチームについて「今は厳しい時期でしょうね。すべてがうまくいってないですから。勝つこと。そこから全員がリズムを取り戻していけば」。残り118試合。ヤ軍にも松井にも、それほどの余裕はない。



