<ロッキーズ5-3ドジャース>◇23日(日本時間24日)◇クアーズフィールド

 【デンバー(コロラド州)23日(日本時間24日)=水次祥子】ドジャース黒田博樹投手(33)が、高地にあり打者天国のクアーズフィールドで長打を連発され、7敗目を喫した。後半戦初白星をかけロッキーズ戦に先発したが、“魔”の球場は評判通りの手ごわさだった。

 先頭に低め速球を左中間へ二塁打されると、連打と守備の乱れなどで初回にいきなり2点を献上。3回には先頭に右越え三塁打を許した後に二塁打を連発されるなどでさらに3失点した。外野に飛んだ打球が地面で大きく跳ね、外野手が捕球にもたつく間に長打。さらにこの日は上空に渦を巻くような強風が吹き、風に流された打球を外野手が捕球しそこなう不運な場面もあった。

 それでも4回以降はわずか1安打無失点と立て直し、6回を9安打5失点で97球で降板。「(序盤は)スライダー、変化球がイメージ通りじゃなかったんで苦しんだと思います。(後半は)感覚的にはちょっと違った感じはありました」と淡々と話した。トーリ監督は「最初は力みすぎていたのでは。最後の3回は素晴らしかったよ」と、後半戦エースに指名した黒田への信頼を失うことはなかった。