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黒田5戦ぶり白星、移籍ラミレス強力援護

6勝目をマークした黒田(左)はラミレスとハイタッチ(共同)
6勝目をマークした黒田(左)はラミレスとハイタッチ(共同)

<ドジャース4-2ダイヤモンドバックス>◇2日(日本時間3日)◇ドジャースタジアム

 【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)=水次祥子】ドジャースに移籍したばかりのマニー・ラミレス外野手(36)が、黒田博樹投手(33)の今季6勝目を強力援護した。移籍2戦目のダイヤモンドバックス戦1回に移籍初本塁打となる先制の2ランを放った。ア・リーグと合わせ、今季21本目は通算ではメル・オットと並ぶ歴代22位の511号となった。黒田は7月7日のブレーブス戦以来、5試合ぶりの白星だった。

 ドジャーブルーのユニホームにヘルメット。ラミレスが甘く入った初球の速球をとらえると、打球は中堅スタンドに飛び込み、球場全体がはじけるようにわき上がった。電撃トレードから2戦目、1回、2死三塁からの先制2ラン。ファンのカーテンコールに応えて高く手を挙げると、歓声はさらに大きくなった。

 背水登板の先発黒田にとっては、願ってもない先制点の援護だった。この4試合は白星が挙げられず、特に最近3試合はいずれも5失点以上で4回まで持たない試合が2度あった。それだけに「(本塁打の)あと、本当にリズムよく投げられた。打線が強力になって、粘り強く投げることができると思います」と、ラミレスに感謝した。前回の登板後に修正したスライダーを主体に組み立て、7回1/3を4安打1失点6奪三振。登板のころ、広島市内では昨年死去した父一博さんの一周忌の法事が行われていた。「今日は自分以外の力が働いたんじゃないですかね」としみじみ語った。

 ラミレスは6回先頭では中前打を放ち、次打者の右前打で一塁から三塁に走り4点目のホームイン。2安打2打点2得点の活躍でチームの連敗を2で食い止めた。だがこの日も「正直、まだナーバスだよ」とはにかみ笑い。8歳のときに初めて着た野球ユニホームがドジャースのものだったというあこがれのチームに移籍できたことが、うれしくて仕方がない様子だった。試合前には「ここ(ド軍)にとどまりたい」と、来季以降のチーム残留希望も告白。ボストン時代は過激なメディアに悩まされたが「ここで平穏な生活を見つけたよ」と、終始満面の笑みを浮かべていた。

 [2008年8月4日9時51分 紙面から]


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