左ひざ痛のためにフロリダ州タンパにて調整中のヤンキース松井秀喜外野手(34)は9日(日本時間10日)、リハビリ開始後、2度目となるランニングを行った。

 約30メートルを8本、最後の2本は「最終的には6、7割くらいかな」というスピードで駆け抜けた。屋内での打撃練習でも23スイングのトスに、フリー打撃を55スイングを振り抜いた。

 「ひざはいいですよ」と言うように、8日に続いて左ひざの補助具を外しての練習。ランニングの合間にはひざを深く曲げる姿勢も見られた。「明日(ひざの)問題がなければいいと思います」と慎重な姿勢を崩さないが、これまで口にしなかった実戦復帰について「近いうちに可能ならば(まずはマイナーで)やりたいなと思います」と言及した。(タンパ)