<カブス6-2カージナルス>◇10日(日本時間11日)◇リグリーフィールド

 カブス福留孝介外野手(31)がスタメン落ちの危機に直面した。ピネラ監督が「打撃で奮起してもらいたい。もし結果を出せないのであれば、調子のいい控え選手の起用を増やすことも考えている。結果がすべてだ」と語ったもの。この日も4打数無安打で、12打席連続安打なし。打率はついに2割6分9厘まで落ち込んだ。8月に限れば打率1割7厘、出塁率1割8分8厘。「数字が出れば誰も何も言わない。出なければ言われる。結果だけを求めると(打撃が)おかしくなる。途中で(スタイルを)コロコロ変えても、最終的な答えが出ない。これから後につなげていくためには、我慢しなくちゃならないでしょう」と自分に言い聞かせていた。(シカゴ=佐藤直子通信員)