<マリナーズ4-7ヤンキース>◇6日(日本時間7日)◇セーフコフィールド
【シアトル(米ワシントン州)=千葉修宏】ヤンキース松井秀喜外野手(34)のバットが、屈辱の4位転落を阻止した。マリナーズ戦で左二塁打、左前打後の第4打席。リードした7回2死三塁で、コーコランから中前適時打を放った。
5月30日ツインズ戦以来の3安打。故障者リストから復帰後は初となる猛打賞だ。3割1厘と、大台陥落寸前だった打率も3割6厘に戻した。0・5差に迫っていた4位ブルージェイズがレイズに勝利。負ければ順位が入れ替わるピンチだっただけに、貴重な活躍だった。
ただ4位転落は阻止したが、ワイルドカード首位レッドソックスとは残り20試合で7・5差。もうヤ軍は来季に目を向けている。ジラルディ監督は「マツイは来季も多くの試合でDHとしてプレーするだろう」と早くも構想を明かした。
これを伝え聞いた松井は「守れる準備もしていって、結果DHとなればそれはそれでいいと思います」と基本的には守備に就きたい意向。その上で「一塁も言われれば練習すると思います」と、要請があれば一塁転向も辞さない姿勢を見せた。ただキャッシュマンGMは「一塁をやらせる?
まだオフのチームの動向があるから何とも言えない」とコンバートについては明言を避けた。「松井は絶対に手術は受けなければならない」という同GMには、守備位置以前に、ひざを治すことが先決のようだ。



