ヤンキースの公式ホームページは4日、予想トレード要員に松井秀喜外野手(34)と井川慶投手(29)を挙げた。ほかに放出候補に挙がったのはカノ二塁手、カブレラ、デーモンの両外野手、若手の先発右腕ケネディの計6人。先発投手、一塁、中堅の補強が最優先とし、成功すれば余剰戦力となる可能性が高いという。松井は「デーモンとのどちらか」という扱いで、ポジションが重なり、ともに来季で4年契約が切れるため動かしやすい。放出リストは担当記者の推測にすぎないが、松井を取り巻く環境が厳しいことを物語っている。

 井川はさらに屈辱的な扱い。「ヤ軍は井川を切りたいと心底願っている」とメジャー40人枠への復帰は絶望的という見方。残る3年1200万ドル(約11億4000万円)の契約も重荷で「高価な売り込みを受け入れる球団はない」とトレード交渉が不調であるとした。補強の動きは加速しており、キャッシュマンGMはこの日、大物FAを抱える代理人ボラス氏と会談。来週のウインターミーティングでは、大型契約を提示中の先発左腕サバシア(ブルワーズFA)と直接会談で説得にあたるという。