中日からFA宣言した川上憲伸投手(33)は25日、所属先決定が来年1月にずれ込むことを明言した。ナゴヤ球場に姿を見せ「期限は気にしていない。年明けになることは間違いない」と話した。

 川上は11月15日にメジャーへの移籍を視野に入れ、FA権行使を宣言した。今月上旬にラスベガスで行われたウインター・ミーティング以降は、代理人のダン・エバンス氏(48)がレッドソックス、オリオールズ、カージナルス、ブレーブスなど、川上に興味を示した複数球団との交渉を進めている。

 マネジメントを担当する「ブライトン」によると、川上はいつでも渡米できる準備はしているといい、移籍先と交渉がまとまり次第、現地へと飛び立つ予定だという。