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西武三井が史上初2度目のポスティング

球団を訪れた後、車に乗り込む西武三井(撮影・柴田猛夫)
球団を訪れた後、車に乗り込む西武三井(撮影・柴田猛夫)

 西武は5日、三井浩二投手(35)が2度目のポスティングシステム(入札制度)によるメジャー挑戦を行うことを発表した。昨年12月に行った1度目の申請では大リーグ30球団から入札がなく、同じオフに再申請するのは日本球界で初めてになる。1度は落胆したが、メジャーへの思いを捨てきれず、再びチャレンジする決心をした。7日に申請手続きを行い、米国時間の8日に入札を開始、13日(日本時間14日朝)に締め切りとなる。

 悩み抜いて、再び立ち上がる決意を固めた。球団事務所を訪れ、再ポスティングの了承を得た三井は「前回ダメだったけど、もう1度球団にお願いして挑戦することにしました。入札がなくて落胆し、悩んだけど、メジャーでやりたい気持ちが出てきた」とあきらめきれない思いを口にした。先月24日に入札がない事実を知り、大きなショックを受けた。今後について、渡辺監督ら知人関係者に相談。つらい現実と再び向き合うかもしれない覚悟とともに、再ポスティングの方法を選択した。

 昨季は左ひじ痛の影響もあって23試合に登板し1勝1敗、防御率7・50と不本意だった。この成績がネックになったとみられるが、代理人の鈴木和憲弁護士は入札なしに終わった理由と背景を分析。「06、07年の成績を見てほしい。昨年も8月に昇格してからは失点が少ない。米球界の市場の動きが例年になく鈍いこともある。戦力なのにどうして(西武が)出すんだという声もあったが、年齢的(35歳)にも球団のご理解があってのことです」。06年に25HP(防御率1・73)07年も27HP(同2・22)をマークした三井の実力を、米国球界に訴えかけるように力説した。

 小林球団社長は「彼の希望をなんとか、かなえてあげたい」と引き続き、三井を支援する方針でいる。日米選手契約協定では、ポスティングは入札があるまで何度も可能。米国内の景気悪化の影響もあり、FA宣言した上原、川上ら有力投手の行き先も決まっていない厳しい状況だが、鈴木弁護士は「勝算がないわけではない」と言葉に力をこめた。“逆風”の中、三井が夢に向かって再挑戦する。【柴田猛夫】

 [2009年1月6日8時51分 紙面から]


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