3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表1次候補のマリナーズ・イチロー外野手(35)が7日、チーム一丸での連覇を誓った。この日、神戸市のスカイマークスタジアムでの自主トレを公開。原監督について「監督と一緒に、監督とともに、みんなでいきたい」と、先月に1次候補メンバー入りしてから、公の場で初めて口を開いた。監督問題は、巨人原監督の就任で決着。指揮官についての印象を言葉を選びながら切り出す。
イチロー
(就任は第1回の)王監督とは違った決断、覚悟があったと感じています。監督と一緒に、監督とともに、みんなでいきたいイメージかな。世代は違うけど同じに近い。王監督は特別な存在でしたからね。王監督の大きな決断のために(恥をかかせられない)別の目的もあった。監督も一緒に、という感じではなかった。
第1回大会の王監督は年も33歳上で父のような存在だ。15歳しか変わらない原監督には、兄貴のような親しみがある。だからこそ心を開いた独特の言い回しもできる。もちろん根底にあるのは強固な信頼だ。
イチロー
(原監督から期待を)具体的な言葉で伝えられた印象はないですね。でもそれは黙ってても、という雰囲気でした。
フリー打撃では鋭いライナーを連発し、81振で4連発を含む13本の柵越え。外野ノックでは十八番の背面キャッチも披露した。今季はあと2本に迫った張本勲氏の日本人最多安打記録や、メジャー初の9年連続200安打に挑む。だがまずはWBCの王座を「守る」のではなく、「奪う」ことに全神経を集中する。
イチロー
チームとして、個人として。トップに立てば、その姿勢でいないといけないと感じています。胸キュンなプレーをしていきたいですね。
締めもウイットに富んだイチロー節だった。【松井清員】



