40人枠から外れ、今季はマイナースタートが濃厚なヤンキース井川慶投手(29)が、開幕メジャーにこだわらない姿勢を見せた。9日、地元茨城・ひたちなか市の施設で阪神久保田らと自主トレ。「最終的に上に上がれるようにやりたい。キャンプでどうのこうのというのは…。たぶん(ローテは)決まっている。(3Aの)試合でしっかりやってチャンスを待ちたい」と話した。

 井川のイメージは、昨年5月4日に初先発し、結局24試合に登板したラズナー(現楽天)と、昨年6月3日にヤ軍の一員として初登板し、20試合に投げた右腕ガイス。井川は「2人は下で防御率1点台の良い投球をして、上に上がってローテを守っていた。そういうのが目標」という。

 この日の練習では下半身の筋力を鍛えるジグザグ走や、800メートル走で汗をかいた。通常210ポンド(約95キロ)の体重が「有酸素系のトレーニングで絞ろうと思って。もうちょっと走れるようになれば(球の)スピードアップにつながる」と90キロ超程度になりつつある。肉体も改良してシーズン中のメジャーを目指す。【千葉修宏】