巨人からFA宣言しオリオールズへ移籍する上原浩治投手(33)がボルティモア入りした。先発投手陣のコマ不足に悩むオ軍はエース待遇で迎え、地元も初の日本人プレーヤーを歓迎した。
ワシントンのダレス国際空港に到着した上原浩治投手(33)は、正式発表を待たずに堂々とオリオールズ入団を表明した。「今回はメディカルチェックとサインだけ。サインが前提?
そうじゃなきゃ来ない。でも来ることが目標じゃない。通過点。これからやることはたくさんある」。早くも契約、入団発表のはるか先をとらえていた。
陸路でワシントンからボルティモア入り。美穂夫人とともに早速、住居探しなどに着手した。オ軍は2年総額1600万ドル(約14億4000万円)の契約内容だけでなく、先発ローテ2番手の座を用意。首脳陣は上原の希望通り先発1本で起用する方針で、2月中旬のキャンプではトレンブリー監督ら首脳陣と上原が協議するが、エース待遇でマイペース調整の許可が出る可能性もある。
先発ローテ入りが確実なのは昨季10勝12敗のガスリーだけで、1年目からエース格の期待がかかる。そうしたやりがいが入団の決め手となっただけに、意気に感じていた様子だった。今後メディカルチェック、正式契約など詳細の詰め作業を行い、クリアされれば14日(日本時間15日)に入団会見の予定。地元紙ボルティモア・サンも「上原が街にやってきた」の見出しでオ軍初の日本人プレーヤーを歓迎した。(ボルティモア=大塚仁)



