レッドソックスに移籍した斎藤隆投手(38)が9日(日本時間10日)、マイナー施設での自主トレで、いきなりブルペンに入って右ヒジの不安を一掃した。心機一転となる赤いウエアに身を包み、捕手を座らせて速球、ツーシーム、カーブ、スライダーを33球。例年より早い段階でのスライダー投球は「ひじの状態がいいことを積極的に伝えていきたい」というアピール。様子を見ていたコーチは「awesome!(素晴らしい)」と肩をたたいた。

 新チームメートとのコミュニケーションも順調だ。グランドでエースのベケットに出会うと、互いにスペイン語で「Que

 pasa?

 Amigo?(よ、元気)」とがっちり握手。一緒にキャッチボールをした田沢純一投手(22)には、メジャー公式球の滑らないコツを伝授。「状態や振りだけで直すんじゃなくて、リリースポイントが変わるだけで滑らなくなる」と、後輩を思いやった。(フォートマイヤーズ=佐藤直子通信員)