<オープン戦:ヤンキースA3-1アストロズA>◇14日(日本時間15日)◇フロリダ州タンパ

 ヤンキース松井秀喜外野手(34)が恐怖の弾丸ライナーで復活を強力にアピールした。アストロズとのオープン戦に4番DHでスタメン出場し3打数1安打。4回1死で迎えた第2打席にはセンター返しの打球が投手アリアスの右手を直撃、アリアスはそのまま降板となった。破壊力抜群の投手強襲安打をきっかけにチームは追加点を挙げて快勝。スイングの鋭さとともに4番の存在感も増してきた。

 1回の第1打席も右直に倒れたが、いい角度で上がった鋭い打球はきっちり球をとらえられている証拠だった。第3打席は中飛。「1打席目は先っぽで若干打ち損じでしたけど、感じとしては悪くない。全体的には良かったです」と凡打にも収穫を感じ取った。この日を含めて3連戦出場の予定で、打席数を増やしさらに精度を上げていく。

 この日はホームとビジターに分かれて2試合を行ったが、松井がホームの4番、ポサダがビジターの4番をそれぞれ務めた。右肩手術明けのポサダは15日から捕手で出場予定で、守備の負担が大きくなるため開幕4番の座は松井にさらに近づく。試合前にはアストロズ松井と握手、談笑し、お互い主軸としての健闘を誓い合った。【大塚仁】