<パイレーツ3-1メッツ>◇2日(日本時間3日)◇PNCパーク

 メッツ高橋建投手(40)がピンチを招くも無失点だった。パイレーツ戦は1-3の8回1死走者なしで登板。左打者が中軸封じのワンポイント救援だったが、いきなり3番マクロースに右翼線を破られる三塁打。「外の低めで内野ゴロを打たせていけと言われた」とマウンドに来た投手コーチの指示通りに、4番Ad・ラローシュを一ゴロに仕留めて後続につないだ。ここ数日はぜんそく気味で体調不良。まだ回復途中で登板中も息苦しかったが、「日本ならベテランとして甘えさせてもらえるが、こっちではルーキー。やりながら治していかないと」と冷や汗のマウンドを振り返った。