<タイガース5-10レッドソックス>◇3日(日本時間4日)◇コメリカパーク

 【デトロイト(米ミシガン州)3日(日本時間4日)=山内崇章】レッドソックス斎藤隆投手(39)が、「疑惑の審判」ボブ・デービッドソンから厳しい洗礼を受けながら、7試合連続無失点の好投を見せた。タイガース戦で5点リードの9回に3番手で登板。3四死球を許して2死満塁のピンチを招いたが、我慢の投球で試合を締めた。

 先頭サンティアゴを追い込んでからの勝負球が、ことごとくボール判定された。「(制球の)調整が難しかった」と斎藤。審判が設定するストライクゾーンが打者によって一定しなかった。11球を投じて四球。続くレアードも微妙なコースを取ってもらえず連続で歩かせた。2死満塁のピンチでは大胆かつパワフルに投げることに徹した。最後の打者を中飛に仕留めると、斎藤は肩で息をついた。

 試合後に球審が06年のWBC2次リーグ、米国-日本戦で疑惑の判定を下したデービッドソンだったことを知った。「あの人ですか?

 (捕手)バリテックから(ボールは)全然悪くなかった。気にしなくていいと言われました」。先発ベケットが7回2死まで無安打投球を続けたが、ストライク枠は明らかに斎藤登板後に狭くなった。斎藤は「無事に0点で終わったことを感謝します」と話していた。