メッツ高橋建投手(40)が22日(日本時間23日)、マイナー降格を伝えられた。この日午後、クラブハウスで首脳陣に呼ばれた際に「もしかしたらと思った」と降格を察したそうだが、実際に伝えられると、さすがに気落ちした様子だった。

 6月に入ってからは登板間隔が開くようになっていた。「いつでも準備はしている」という本人の意気込みとは対照的に、1カードまったく投げないこともあった。右打者を打率1割1分1厘と抑えているのに比べ、一般に左投手が得意とする左打者に4割2分9厘と打たれていたことも、マニエル監督の起用を鈍らせた。ただ、マイナー降格でも今後も主力の故障などで昇格の機会はある。