<マリナーズ9-3パドレス>◇25日(日本時間26日)◇セーフコフィールド

 【シアトル(米ワシントン州)=木崎英夫通信員】マリナーズ・イチロー外野手(35)がパドレス戦で通算40度目の4安打を記録し、打率を今季最高の3割6分9厘へと押し上げた。

 直球に対応した強打と巧打で連ねた3本で日米通じて初のサイクルを狙った。1回、内角寄り137キロを引っ張り右翼スタンドに運ぶ4月23日以来となる今季2度目の先頭打者本塁打。2本目は外角138キロを柔らかいスイングで左翼線内側に落とす二塁打。3本目は140キロをライナーで右翼前にはじき返した。5月終わりにも三塁打が出ればサイクルの状況を作ったが、この日も同じ状況に「知ってました」。

 4打席目は遊ゴロ。8回の最終5打席目に狙いを定めた。「2ストライク目まではいってもいいかなぁと思いましたけどね」。2度のファウルでカウント2-2と追い込まれ、5球目に来た外角高め137キロ直球をたたきつけるスイングで捕前内野安打で締めた。再度のサイクルお預けとなったが、4本は「いつだって大きいですね」と気持ちを表す。40度目の4安打はイバン・ロドリゲス(アストロズ)に次ぐ現役2位の記録と聞かされ淡白に答えた。「1番の方がいいですねぇ」。

 前日24日に両リーグ最速の100安打をマークしたが、勢いは加速する一方。5試合連続マルチ安打となったこの日の固め打ちで、ペースをシーズン250安打へと上方修正した。