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上原右ひじ痛は屈筋腱損傷、復帰は9月か

ベンチで右ひじに手をやりながら戦況を見つめる上原(撮影・田崎高広)
ベンチで右ひじに手をやりながら戦況を見つめる上原(撮影・田崎高広)

 【ボルティモア(米メリーランド州)1日(日本時間2日)=中島正好】オリオールズ上原浩治投手(34)の右ひじ腱(けん)の部分断裂は、ひじを曲げる「屈筋腱」の一部損傷であることがわかった。上原はチームドクター以外のセカンドオピニオンでの診察も希望している。手術は行わず投球再開まで3~5週間を要し、実戦復帰はそこから2~3週間後とみられる。ボルティモアで安静、治療を行い、実戦復帰まではマイナー施設のあるフロリダ州サラソタに移動して調整する可能性が高い。

 心身とも衝撃の傷は深かった。レッドソックス戦の試合前、治療を終えた上原は日米の報道陣に囲まれた。精密検査での結果に「何も考えたくない」とショックは深い様子だった。「(治療リハビリを)1日1日やるだけです」と努めて淡々と話した。

 当初は炎症とみられた右ひじ痛は、屈筋腱の部分断裂が原因だった。手術の予定はないが、トレンブリー監督は「すべてが順調だとして、試合に投げられるのは7~8週間後」と長期離脱を物語る診断内容を発表した。上原はセカンドオピニオンで別の医師の診察を希望していると明かしたが、「2人のチームドクターが診断した」と診断は覆る可能性は低いとみている。6月23日マーリンズ戦で負傷降板した上原は試合前から違和感があったことを明かした。

 リハビリについては「これから(関係者と)話し合います」といい、本格化するのは、チームが遠征から戻る10日以降になる。上原はそれまでの約1週間、ボルティモアに残り治療に専念する。

 投球再開は順調で8月から。そこから試合復帰までは、マイナー施設のあるフロリダ州サラソタに移動して調整する可能性が高い。ブランクからマイナーで数試合の調整登板が必要で、順調なステップを踏んでも、メジャー復帰したときに残る公式戦は9月の1カ月となる。

 上原は復帰後の起用法で「先発希望か?」と問われると、「もちろん」と力強く答えた。トレンブリー監督も「(リハビリの)投球プログラムを進めていくことで、多くの球数を投げられるようになる。だれが何と言おうと、私にとって彼は先発投手だ」と支持した。

 [2009年7月3日8時23分 紙面から]


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