【ニューヨーク20日(日本時間21日)=大塚仁】ヤンキースは、松井秀喜外野手(35)らがFAとなって空いたメジャー40人枠に若手7人を登録した。登録されたのは今季3Aで打率3割をマークしたオースティン・ジャクソン外野手(22)らで、いずれも25歳以下の有望株。一方でシェリー・ダンカン外野手(30)を40人枠から外し、現時点の登録は39選手となった。
毎年各球団が行う作業ではあるが、ヤ軍がテーマとする「若返り」と無縁ではない。来月10日のウインターミーティング最終日に行われる「ルール5ドラフト」では、一定期間マイナーに埋もれている選手を他球団がドラフトで獲得できる。そこで他球団に奪われないようにするため、期待の若手を40人枠に登録した。枠を1つ空けることで同ドラフトで選手を獲得できるようにもなった。
FA解禁初日となったこの日も、補強戦略に長期戦のスタンスをとるヤ軍は派手な動きを見せなかった。キャッシュマンGMは午後5時半に早々とヤンキースタジアム内のオフィスを後にし、あわただしい動きを感じさせることもなかった。新戦力を獲得すれば若手を1人ずつ40人枠から外していくことになるが、若手をプロテクトする意味でも松井、デーモンらとの残留交渉はウインターミーティング以降になる可能性が高い。松井としては、まずは他球団からのオファーを待つことになる。




