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松井残留に追い風 デーモン長期化必至

 【ニューヨーク24日(日本時間25日)=大塚仁】ヤンキースからFAとなった松井秀喜外野手(35)の周辺が慌ただしさを増してきた。同じくFAとなったジョニー・デーモン外野手(36)が、複数の球団からのオファーを明らかにするなど強気一辺倒。ヤ軍は松井、デーモンら自チームからFAとなった選手との交渉を最優先する方針だが、デーモンとの交渉は難航もしくは長期化の様相を呈してきた。

 キャッシュマンGMは23日に2人そろっての再契約に関し「可能性はある」と否定しなかったが、それも球団年俸総額次第。大幅縮小となれば「どちらか1人が残留」という見方もあるだけに、松井残留への追い風になる可能性も出てきた。

 24日付のニューズデー(電子版)は、デーモンのミッシェル夫人が「少なくとも3球団から連絡があった」と明かしたと報じた。デーモン本人も23日付のデーリーニューズ紙の取材に「数球団が接触してきた。いい条件が来れば喜んで話を聞く」とコメントしている。代理人はスコット・ボラス氏だけにぎりぎりの駆け引きが予想され、ヤ軍が再契約のオファーを出したとしてもすんなりまとまる可能性は低そうだ。

 同じ左打ちで役割も重なるだけに「松井かデーモンのどちらかが残留」という見方があり、さらには「先にヤ軍からのオファーを受けた方が残留」と報じられたこともある。デーモンとの交渉がこじれればこじれるほど、松井との残留交渉が先にまとまる可能性は高くなる。デーモンの動向からも目が離せない。

 [2009年11月26日8時39分 紙面から]


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