ドジャース黒田博樹投手（３４）が４日、広島市内のマツダスタジアムで今季初めて本格的な自主トレを開始した。キャッチボールを行い、昨オフもチャレンジしていた新球チェンジアップを試投。「毎年、現状維持ではマイナスと一緒。球種だけでなく、いろんなことにトライしていかないと」と気合を込めた。シュートを武器とするが、チェンジアップで投球の幅を広めたいところだ。昨季は開幕投手を務め、白星を挙げた。「（今年も）可能性のある限り、それを目指してやりたい」と話し、２年連続の大役にも意欲を見せた。今季は３年契約の最終年。「この１年を悔いのないよう、メジャーでやっていきたい」と完全燃焼するつもりだ。