大リーグ公式ホームページは13日、元ドジャース野茂英雄投手が日本人初の有資格者となる14年の殿堂投票が、史上最大の激戦になると予想した。同年は08年限りで引退、もしくは同年を最後にメジャーでプレーしてない選手が新たな有資格者に加わる。最近になって通算305勝のグラビン(元ブレーブス)、521本塁打のトーマス(元ホワイトソックス)が正式に引退を表明し、355勝のマダックス(元ブ軍)とともに、1年目から「大本命」に浮上。他にも270勝ムシーナ(元ヤンキース)、二塁手として歴代最多本塁打を記録したケント(元ドジャース)ら名選手がめじろ押しとなっている。

 同投票では過去に、有資格1年目で3人が同時に殿堂入りしたのは99年の1回しかない。同ページは野茂も有力候補に紹介。「2度のノーヒッターと、日本からの扉を開いた歴史的重みがある」と、どれだけ得票を集めるか関心を寄せた。