エンゼルス松井秀喜外野手(35)が9日(日本時間10日)、仕切り直しのデビュー戦に本番モードで臨む。オープン戦初出場となるパドレス戦へ「簡単に言うなら好球必打。それだけです。(シーズン中と)同じです」と話した。初戦となるが「試運転」の発想はなくし、あくまで本番を意識し打席に立つ。

 8日(同9日)は遠征に帯同せず居残りで調整。通常のフリー打撃に加え、室内練習場で通常の約2倍の40分間打ち込んだ。「今日は(チーム全体の)練習量が少なかったんで、ちょっと多めに」。初戦に予定していた7日の試合が雨で流れたためエ軍デビューは遅れたが、準備を積んで試合に臨む。(テンピ=大塚仁)