<オープン戦:ナショナルズ1-6レッドソックス>◇3日(日本時間4日)◇ワシントン

 レッドソックス松坂大輔投手(29)が5回から2番手として登板し、4回2安打1失点だった。不慣れな救援でもあり、制球に苦しみ、常に走者を背負う苦しい展開。「早めに作っていたんですが、厳密に言うと間に合わなかったですね」。4四死球と乱調で最速は90マイル(約144キロ)。「納得のいく球は、ほとんどなかった。ただ、良くない中でも工夫して投げられた」。フランコナ監督も「準備のルーティンが違って戸惑っていたが、次第に良くなった」と、調整の一環としての68球を評価した。

 4日(同5日)、15日間の故障者リスト(DL)が発表され、正式に開幕メンバーから外れた。次回は10日(同11日)の3Aポータケット戦で先発予定。「最初の準備が肝心だということが分かりました」。4月下旬のメジャー復帰へ向け、気持ちを引き締めた。(ワシントン=四竈衛)