イチロー異変、打撃不振7月2割2分2厘
<ホワイトソックス11-0マリナーズ>◇27日(日本時間28日)◇USセルラーフィールド
マリナーズ・イチロー外野手(36)が、まれに見る打撃不振に直面している。27日のホワイトソックス戦で4打数無安打に終わった。1日に3割3分2厘あった打率は3割7厘まで降下。27日現在の7月の月間打率は2割2分2厘と、01年のメジャー移籍後のワースト、06年8月の2割3分3厘を更新してしまいそうな雲行きだ。
象徴的だったのは一ゴロ失、遊ゴロ、中飛と3打席凡退で迎えた8回1死一塁の第4打席。元同僚でホ軍2番手ソーントンの高め速球を2球連続でファウルして迎えた3球目、外角高めの時速96マイル(約154キロ)の速球を空振りし3球三振に終わった。0-11と一方的な展開とはいえ、7月の苦闘を象徴するような、あっけない打席だった。
開幕以来、全101試合に出場し、疲れが影響していることは否めない。7月に入って15日まで続いた14試合連続安打から一転、後半戦は13試合中6試合で無安打。球宴後に限れば、打率は1割7分3厘と、イチローらしくない打席が続く。
15打席ぶりの安打を放った前日、「苦しさは全然違うね。タイミングによって全然違うね。悔しさは変わらないけど」と、安打の出ない心境を明かしていた。10年連続200本安打に向けて、復調が待ち望まれる。(シカゴ=佐藤直子通信員)
[2010年7月29日11時37分 紙面から]
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