ウインターミーティングで移籍市場が活性化し、松井秀喜外野手(36)を取り巻く獲得の動きは日々変化する。DH候補を松井に一本化したと報じられたアスレチックスは7日(日本時間8日)、「浮気」の可能性を伝えられた。地元紙サンフランシスコ・クロニクル電子版が、ゲレロ(レンジャーズFA)も有力候補に急浮上したと指摘。一方のレ軍はゲレロとの残留交渉が難航しており、決裂した場合は代わって松井、オルドネス(タイガースFA)をリストアップする動きになっているという。

 さらに撤退を伝えられた球団も再浮上。ESPN電子版によれば、ホワイトソックスはFA残留濃厚とみられたコネルコ一塁手との交渉が決裂した。獲得したダン一塁手(前ナショナルズ)は守備に難があり、優先順位は専任DHより一塁手だが、ウィリアムズGMは「他の選択肢も考える」と話し、松井が再びリストに挙がる可能性が出てきた。