ロッテからFA宣言した小林宏之投手(32)が6日、獲得の意向を示す阪神からの正式オファーがあった場合、交渉のテーブルにつく方針を明かした。「評価してくれているのは、うれしく思う。そういう状況になれば会うかもしれない。話はします」。メジャー移籍を優先する姿勢に変化はない。現状で具体的な動きはないが「メジャーからの話を待つ。時期的な区切りは、まだ決めない。それほど焦ってもいない」と迷いはない。ただ、「マイナー契約なら行かないつもり。評価されてやる方がいい」と、メジャー契約にはこだわる考えだ。

 この日、千葉マリンスタジアムで自主トレを開始した。「野球をすることには変わりない。どこに行くにも、しっかり準備はしておかないと」。今月中旬には石垣島に移動し、さらにピッチを上げていく。