日本野球機構(NPB)の井野修審判部長が16日に米アリゾナ州を訪れ、MLBの審判会議に出席することになった。NPBでは今季からセ、パの審判が統合されるため、ストライクゾーンの傾向やハーフスイングの判定で混乱が懸念されている。MLBでも00年、両リーグ事務局の廃止に伴って審判も統合されており、当時の対策などをヒアリングする。井野部長は「各リーグの慣習が違うので、統一したマニュアルをつくっていく必要がある。現地で勉強して対応していきたい」と話した。ビデオ判定の現状などについても意見交換をする。