マリナーズは21日(日本時間22日)、「ライブBP」と呼ばれる投手の調整具合を測る打撃練習を行った。打者は1人の投手に対して5球ずつ2度打席に立ち、バットを振らずタイミングを取る形。「目慣らしにもならないのか」と問われたイチロー外野手(37)は「ならないでしょうね」と話した。左腕のべダード、昨季終盤に剛球でアピールした若手のコルテスら3投手のボールを計30球見極めても「ゲームの感覚とは違うからね。別物です」とくくった。フリー打撃では20スイングで3本の柵越えを放ち、守備練習では今季初の背面キャッチを披露するなど軽快な動きで約3時間の練習を終えた。その後、エースのヘルナンデスらとともにテレビ中継に挟む恒例の球団CM撮影に臨む長い1日だった。(ピオリア=木崎英夫通信員)