女子プロ野球選手の吉田えり投手(19)が7日都内で、日本選手だけで米サマーリーグ(6月5日開幕)に出場する「サムライ

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 JAPAN」の練習に参加した。4月から本来のサイドスローから約50センチもリリースポイントを上げて、スリークオーターに改良したことを明かした。

 「(プロとして)2年投げたが、このままではダメだと思った。サイドからのナックルは四死球も多い。いかに楽に多く、ナックルを投げるかで変えた」。指導した、米独立リーグや台湾でも選手経験のある殖栗(うえぐり)正登コーチ(34)は「スピードは10キロぐらい上がり、110キロ中盤から120キロ近くは出ていると思う」と話した。

 元大リーガー大塚のコーチ就任で最高の教材も加わる。吉田は「マウンドでの意識や、投手から見た(ナックルボーラーの)ウェークフィールド選手の印象も聞きたい」と新境地へ目を輝かせた。