米独立リーグで史上2人目の女性勝利投手となった吉田えり投手(19)が24日、来季も米球界挑戦の意向を明かした。所属していたノースアメリカン・リーグのマウイがリーグ運営上の問題でシーズンを打ち切ったためこの日、不本意な形で帰国となったが、「前から持っている夢がある。まだ夢を追いたい」とあらためてメジャー挑戦の希望を口にした。今季はサマーリーグ、米独立リーグで計10試合以上に先発し、最後の登板では5回を4安打1失点。勝利投手という最高の結果を残した。「マウンドの居心地が良かった。メンタル面で大きく成長できました」と自信が芽生えており、「オフのトレーニングが大切。下半身と体幹を鍛えます」と来季へ目を向けた。