大リーグは2日(日本時間3日)、フリーエージェント(FA)選手と今季所属した球団による独占交渉期間を終了し、日米全球団との交渉が解禁となった。

 インディアンス福留孝介外野手(34)はこの日、今後の動向について、あらためて「白紙」の状態と明かした。現時点で正式オファーは届いていないものの「必要とされて、毎日プレーできること」を条件に挙げた。日米を問わず交渉可能となったとはいえ、メジャーでプレーを続けたいとの気持ちは変わっていない。7月下旬の移籍後はほぼフル出場したこともあり、「試合に出続けること」の大切さを痛感。「まだ何も(交渉の)テーブルの上に乗っていないので、これから考えます」。イ軍との交渉が本格化する可能性がある一方で、福留の動向は米国市場内でも注目を集めそうだ。(ロサンゼルス=四竈衛)