インディアンスからFAとなった福留孝介外野手(34)が5日、岐阜県内のレイクグリーンGCでゴルフコンペを開催した。ラウンド後、移籍先について「まだ、何も話を聞いていない。何も決まっていません」と白紙であることを強調した。

 07年オフに4年総額53億円でカブスと契約した。契約最終年の今季、7月末にプレーオフ出場を争うインディアンスへ“助っ人”として移籍。プレーオフ出場は逃したものの、146試合で打率2割6分2厘、8本塁打の成績を残した。来季もメジャー他球団からオファーが来ることは確実とみられている。

 本人は米国か日本かについて「どっちがいいとかいうのはない。自分を必要としてくれるところでやるだけ。話がこないかもしれないわけだし」とフラットな状態を強調。「別に早く決まってほしいとも思っていない」と早期決定にも、こだわらない姿勢を示した。