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川崎渡米、マリナーズ入団会見準備

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福岡空港から成田空港経由で米国に出発する川崎(撮影・多田篤)
福岡空港から成田空港経由で米国に出発する川崎(撮影・多田篤)

 ソフトバンク川崎宗則内野手(30)が、憧れのマリナーズ入りへ大前進した。14日、成田空港発の航空機で米国へ向かった。マリナーズは既に、イチローと同じ代理人でもあるトニー・アタナシオ氏と下交渉を開始。入団会見の準備にも取りかかり、受け入れ態勢を整えている。交渉が順調に進めば、今回の渡米中にマリナーズ川崎が誕生する。

 マリナーズ入りが確実視される川崎が福岡空港へ現れた。FA権を行使しメジャー挑戦を表明した1日の会見以来、マリナーズへの思いは多くを語らなかった。だが、関係者によると今回の行き先は米国という。このまま一気にマ軍との交渉が進めば、憧れのユニホームを着ることが正式に決定する。

 「奥さんと旅行へ行きます。シーズンが長かったので、ゆっくりしたい」とはぐらかした。だが、マリナーズとの交渉について「もう合意したのか?」と聞かれると「ムフフ」と不敵な笑みを浮かべ、成田空港行きの航空機に乗り込んだ。得意のジョークでけむに巻いたが、その表情からは余裕が感じられた。

 マ軍側も川崎の受け入れ準備を進めている。正式契約をにらみ、すでに地元シアトルでの記者会見の準備に入っている。メジャー、マイナーのいずれでプレーしても、契約条項が対応できる「スプリット契約」を用意しており、年数は1年契約プラス球団オプション(2年目)の条件で、折衝を進めていく方針だ。

 川崎は「イチローさんと一緒にプレーできるなら、マイナー契約でも構わない。どのポジションでもやる」と明言しており、正式契約までの障害は少ない。本人もイチローとのプレーを熱望しているだけでなく、入団後のビジョンも明確に持ち合わせている。

 ホークスファンから「ムネリン」の愛称で親しまれた。米国に渡っても、その天性の明るい人柄と情熱的なプレーで同僚を鼓舞し、ファンを熱狂させることは間違いない。WBC以来のイチローとのコンビ復活も、日本人の多いシアトルの街を熱狂させるだろう。

 マリナーズ川崎誕生は、もうすぐそこ。米国へ渡り、現地を自分の目で確かめてから、マ軍入りを決断する。

 [2011年12月15日8時46分 紙面から]







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