ブルワーズが独占交渉権を得ているヤクルト青木宣親外野手(29)が24日、来年1月上旬に渡米することを明かした。今日25日に地元宮崎へ戻り、野球教室などを行う予定。今後は海外運転免許を取得し「1月4日か5日ぐらいになると思う」という渡米に備える。米アリゾナでは、ブ軍首脳陣に練習を公開する予定だが「いきなりピークは無理なので、今のベストでいいと代理人から言われている」。マシン打撃を行うなど例年より早いペースで調整しているが、故障につながりかねないオーバーペースは避けるつもりだ。

 この日は都内でマリナーズ・イチロー、日本ハム斎藤と2度目の合同自主トレ。「密度が濃いし、内容は参考になります」と、大リーグの先輩から刺激を受けた。既に今季ブ軍に所属していた斎藤からもミルウォーキーの街について取材するなど、着々と大リーグ入りへ準備を進めている。