ドジャースからFAとなった黒田博樹投手(36)が25日、成田発の航空機で再渡米した。メジャー残留か広島復帰か注目される去就について、ロサンゼルスに住む家族と話し合った上で、近日中にも最終決断する。

 今季13勝を挙げた右腕には古巣広島のほか、米複数球団からオファーが届いた。再出国を前に「もうそろそろ絞っていかないといけない」と話した。4年間在籍したドジャースを筆頭にヤンキース、カブスが有力候補だ。広島復帰の可能性についても「(断るなら)俺の性格上(球団に)言っているでしょう」と話すなど選択肢からは消えていないが、いよいよ結論を出すときが近づいてきた。