DeNAに自由契約を申し出てメジャー挑戦を表明した真田裕貴投手(27)が4日、トライアウト(入団テスト)に備えて成田空港から渡米した。ロサンゼルスで巨人時代の先輩で、代理人も同じエンゼルス高橋尚成投手(36)と合流。現地時間10日から3日間の日程を組む公開テストで、投球を披露する。統一球とも異なるメジャー球の感触も「僕はあまり気にしないタイプ」となじんでおり、「日本で10年、僕が何で生きてきたかと聞かれたら、シュート(ツーシーム)があったから。日本のボールと比べて動きは大きい」と勝負球の進化に自信をみせた。ハワイの自主トレから1月26日に帰国後も、寒い国内ですでに4度のブルペン入り。「1月中にビシビシ投げる必要があったので、例年以上に仕上がりは早い」と希望に燃えていた。