【ピオリア(米アリゾナ州)6日(日本時間7日)=四竈衛】マリナーズ岩隈久志投手(30)が、メジャー1年目のキャンプインへ万全の準備を整えた。日本人メジャーとしては一番乗りで4日にキャンプ地入りし、この日からキャンプ施設で本格的な自主トレを再開。近日中にもブルペン入りして、12日のキャンプインに備えることになった。
1月28日のシアトル入り後、私生活面の準備などに追われていた岩隈にとって気温22度のアリゾナの日差しは爽快だった。「シアトルではあまり体を動かせなかったんですが、ここは暖かくて自然に動いてしまいますね」。アップ、約60メートルのキャッチボール、ウエートトレなど、精力的に汗を流した。練習の合間には、同じ先発陣のバルガス、女房役オリボから積極的に情報を収集した。
メジャー1年目の対策として、硬いマウンド用に素材や歯の長さなどの違う3種類の新型スパイクも発注した。「あとは投げ込みなどの調整法は考えます。これから首脳陣とも話し合っていい形を見つけたいです」と、今後はメジャー流と自己流との接点を探していく考え。「焦ることなく、やっていくだけです」。キャンプ地へ入っても、岩隈の表情と口調は、落ち着き払っていた。



