<ロイヤルズ5-1ヤンキース>◇5日(日本時間6日)◇カウフマンスタジアム

 ヤンキース黒田博樹投手(37)が今季最短降板で4敗目を喫した。初回、先頭打者をジーターの失策で出してリズムを崩し、無死二、三塁でバトラーに左翼線を破られて2点を先制された。「慎重になりすぎて球数が増えてしまった」と3回の2死満塁こそ断ったが、5回には再びバトラーに適時二塁打を許して追加点。4回1/3で3失点も91球を費やした。「次の1点が(どちらに入るかが)すごく大きいゲーム展開だったので仕方がない」。次戦11日(日本時間12日)はマリナーズ・イチローと3年ぶりの対戦で、10年サイ・ヤング賞のヘルナンデスと投げ合う。