<レッドソックス5-1ロイヤルズ>◇27日(日本時間28日)◇フェンウェイパーク
大輔が、勝ったー。レッドソックス松坂大輔投手(31)が、昨年6月の右肘靱帯(じんたい)再建手術を乗り越え、477日ぶりの勝利を手にした。故障者リストから復帰したこの日、ロイヤルズ戦に先発し、7回5安打1失点(自責0)6奪三振2四球と力投。今季初勝利、メジャー通算50勝目を飾った。この日の快投で、当面のローテーション入りを確保。6年契約の最終年とも残り1カ月ながら、来季以降の野球人生へ向けて再スタートを切った。<松坂一問一答>
-久しぶりの登板
松坂
今日は投げながらも、勝ちたいという気持ちがあまりなくて、ここ数試合、先発が早く交代したので、1イニングでも長く、1アウトでも取りたいと思って投げていました。
-久しぶりの白星
松坂
もっと込み上げてくるものがあるかなと思ってましたが、そうでもなかったです。ただ、(記念の)ボールはもらっておかないと妻に文句を言われそうなので、ボールだけは確保しました(笑い)。
-メジャー通算50勝
松坂
格別にうれしいという気持ちはなかったです。それよりも、時間がかかってしまったという感じ。もっと早く通過すべき数字だと思ってました。
-復帰後、苦しんだが
松坂
戻ってからの何試合かは忘れて、今日からまた一からのスタートという気持ちで(マウンドに)上がりました。
-前回の復帰当時との違いは
松坂
6月に復帰した時点では、自分がこうしたいと思ってもできなかった。今考えればそうでした。これからも、自分で分からない状態が出てくるかもしれませんし、まだ、安心できないですけど、最低でもこの状態を続けていければいいと思います。
-今回は
松坂
過去2回のマイナーの登板の状態がよかったので前回復帰した時点ではなかった手応えはありました。ただ、相手どうこうではなく、手応えを感じられる球を1球でも多く投げられれば、それなりのものが付いてくると思ってました。
-チーム状態も違うが
松坂
選手としては、最後まであきらめずに戦うというのは当然だと思います。