レンジャーズからFAとなった上原浩治投手(37)が20日、帰国した。今季でレンジャーズとの契約は切れるが、来季は節目のメジャー5年目を迎えることもあり「複数球団からのオファーがきてると聞いています。その件に関してはうれしいです」と笑顔を見せた。

 今季は6月末に右後背筋を痛め、10週間の離脱はあったが、37試合に登板して防御率は1・75。地区優勝争いを繰り広げたチームの中で、勝ち試合でのリリーバーとして活躍した。まだ、所属球団は決まっていないが「必要としてくれるところならどこでも。代理人に任せているし、ウインターミーティングが終わったころには決まるんじゃないでしょうか」。来季に向けて「今シーズンは終わり。活躍した自信とか、そういうのは忘れています。来年も、そういう自信を持ってプレーできるようにしたい。もう、トレーニングはしています」と話した。

 自らの日本代表入りはオファーされていないが、WBCに参加する選手たちに「気負わずにやればいい」とエールを送った。