<インディアンス10-8マリナーズ>◇20日(日本時間21日)◇プログレッシブフィールド

 マリナーズ岩隈久志投手(31)が、インディアンス戦に先発し、6回を投げ、今季最多の5失点と苦心の投球だったが、勝敗は付かなかった。

 悔やまれるのが、2点リードで迎えた2回裏。2死二塁から左打者ブラントリーを敬遠気味に歩かせ、続く8番レイバーンを簡単に2ストライクと追い込んだ。ここから3球勝負で外角へフォークを決めたはずだった。ところが、球審の判定は「ボール」。ベンチへ戻りかけていた岩隈は、表情を変えずに仕切り直したが、その後に逆転3ラン。「きっちりと投げないといけなかった。(判定は)しょうがないです」。

 それでも4回以降、カーブや遅いフォークを散らすパターンに修正。追加点を防ぎ、同点のまま6回まで投げきった。マ軍は延長10回裏、逆転サヨナラ負けを喫したものの、岩隈の自信が揺らぐことはなかった。(四竃衛)