<レンジャーズ2-6アスレチックス>◇18日(日本時間19日)◇レンジャーズボールパーク

 レンジャーズのダルビッシュ有投手(26)が勝てない。先発で、6回を投げて2被弾を含む8安打。今季6度目の2ケタ奪三振(10)を記録する一方で、今季最多5失点で試合を作りきれなかった。3敗目を喫し、5月16日に7勝目を挙げて以来、6戦白星なしとなった。

 軸になる球を見つけられない。1点差まで詰め寄った直後の4回は先頭から2連打されて無死二、三塁とし、暴投と味方失策で2失点。流れを渡したくない場面で「冷静に投げていた」と振り返るが、4回だけで25球を要した。「調子は悪くなかったが、簡単に点を取られた」。今季初の3イニング連続失点を許すなど、自分のペースを貫けなかった。

 白星から遠ざかっているが、この日は自分の勝敗以前に、チームに勝つチャンスを与えられなかったことに納得がいかないようだった。最近10戦を3勝7敗ともがくチームの敗因は、打撃不振であることは間違いない。それでもエースを投入した試合での黒星は大きく響く。打線の援護が少ない中でも我慢の投球を続けてきたが、味方打線が覚醒するまで、もう一踏ん張りが求められそうだ。(アーリントン=佐藤直子通信員)