<ブルワーズ4-3レッズ>◇8日(日本時間9日)◇ミラーパーク

 ブルワーズ青木宣親外野手(31)が、シーズン100安打を勝利で飾った。レッズ戦で前回登板で2度目のノーヒットノーランを演じた右腕ベイリーと対戦。4打席目の6回、外寄りの速球を左前にはじき返した。試合は9回2死一塁で、中堅ゴメスがあわや逆転弾をジャンプ一番で好捕。1点差で逃げ切った。

 節目の安打にも青木は「とりあえずという感じ。それほど考えてもいない」と、目標とする200安打への通過点にとらえた。6月は月間打率2割5分3厘と苦しんだが、7月は5度の複数安打を含む8試合連続ヒット。先週は週間MVPの候補にも挙がった。チーム88試合目での100安打到達で、シーズン換算は184安打ペース。「これからが大事になる。今の調子でいければと思う」と手応えを口にした。