<メッツ1-6タイガース>◇23日(日本時間24日)◇シティフィールド

 メッツと契約した松坂大輔投手(32)が、昨年10月3日以来となるメジャーのマウンドに戻ってきた。タイガース戦に先発。2回までに2本塁打されるなど5回6安打5失点で敗戦投手となり、復帰戦を白星で飾れなかった。

 -久しぶりのメジャー

 松坂

 このマウンドに立つまで、思っていた以上に時間がかかった。やっと戻ったマウンドで最初にボールを投げた時、緊張しているのが分かりました。

 -緩急をつけるようになって好投したが

 松坂

 マイナーでできた、いい投球ができれば抑えられることが分かった。序盤に点を取られてズルズル終わるよりも、次につながるような投球ができたのは唯一良かったと思います。

 -緩い球とは

 松坂

 カーブ。緩い球を使うのは、僕にとって勇気のいることですが、それを試してみると、思った以上に使える球だと感じました。

 -新同僚は

 松坂

 気を使ってくれたのか、よく話しかけてくれてすごく助かりました。

 -来年への思いは

 松坂

 ここからしっかりした投球をしていけば、来年につながるとは思いますが、そんな余裕はないです。目の前の1試合を投げていくだけ。大事に投げていきたいですね。

 -日本時代から知るコリンズ監督だが

 松坂

 最初に、ここは日本じゃないし、甲子園じゃないから、球数制限はする、と言われました(笑い)。ただ、日本人に対して理解があるのはラッキー。僕を楽にしてくれる存在です。