<オリオールズ3-12レッドソックス>◇27日(日本時間28日)◇オリオールパーク

 レッドソックス上原浩治投手(38)が今季100奪三振に到達した。9回、22日以来の登板となり「間隔があいて、自分の中で嫌なイメージをつくっていた」と先頭打者に3ボールが先行。すぐに修正して三振を奪い、後続も3者凡退に仕留めた。シーズン100奪三振は米スポーツ専門局ESPNによると、レ軍の救援投手で投球イニング100以下(上原は73回1/3)の達成は球団初。「何とも思わない。大々的に報じられるなら喜ぶけど」と苦笑い。チームは勝率でリーグ2位以上が確定し、地区シリーズを本拠地で迎えることになった。

 ▼上原が今季100奪三振をマーク。日本人投手が救援でシーズン100奪三振は06年斎藤隆(ドジャース)が72試合(78回1/3)で107個を奪って以来、7年ぶり2人目。当時の斎藤は36歳だったが、上原は38歳で記録した。また、登板72試合は日本人最多の04年大塚晶則(パドレス、73試合)に次ぎ、前記斎藤に並ぶ2位タイ。